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ネイバーフッド・チャンピオンという言葉を聞いたことがありますか?時は80年代のアメリカ、郊外型のショッピングモールが乱立し、街の商店からお客さんが遠のいてしまった時、店主たちは残されたプライドと少しの皮肉をこめて自分たちをこう呼びました。『俺たちは、近所の(お隣の)チャンピオンだ!』って。PH通りの角に小さなセレクトショップを開店してから20年、周南市もアパレルを取り巻く環境も大きく変わりました。その中で、ロータスがずっと思い続けていたことがあります。それは商店街の端っこにいつか「ロータス村」を作ること。昨年、子供服の店CIRCLEの向かいにはじめてのレディスショップ『LaSEN(ラセン)』をオープンし、ひとつその夢に近づいたような(気がします)。「銀南街のチャンピオン」。そんな言葉が似合う、そんなお店になりたいと、ロータスはこれからも思います。

ロータスを一言で言うと、山口県周南市に店を構えるアメリカンカジュアルのコアブランドを基本にしたセレクトショップということになります。軸足をメンズに置き、レディスやキッズのラインナップもメンズからアイデアされたものになっています。では、アメリカンカジュアルとは一体何でしょう。それはストレスから解放されること、そう私たちは考えています。70年代アメリカの若者がスーツやネクタイを捨て、それまではランチ(牧場)でしか着られなかったアイテムを街着に持ち込んだのが始まりでした。その流れはすぐに戦後(ポストWW II)生まれた新しい世代によって世界に広められ、日本にもたくさんの(自由になれる)ブランドがやってきました。ロータスは当時を振り返り、ひとつひとつのブランドの意味を知り、その時代時代にどうマッチングさせるかということを遊び心を交えながらアレンジしています。ハートがアメリカで一杯なら、一度ロータスを覗いてみてください。

もうひとつロータスが目指してきたショップの姿があります。それは山口県で1番洋服のことを知っているお店、コーディネートなど何でも相談できるお店になることです。ファッションに最初に興味を持つ10代後半、その時どんな洋服が流行っていたかはその後のファッション遍歴に大きく影響します。ロータスで言えば情報誌が全盛の時代で、雑誌の誌面いっぱいにスペックが所狭しと書かれていた時代でした。またロータスがベースとしているアメリカンブランドの多くは、私たちが手にした時はすでに50年100年という歴史を経ていたヘリテッジばかりだったこともあり、知りたい知識が山のようにあった時代です。例えば今あなたは30代後半、(良くも悪くも)ファーストファッション全盛期に10代を過ごし、最近なんとなくアメカジが気になり出しているとしたら、どうぞロータスを訪ねてみてください。私たちにはお話しできることが沢山ありそうです。